セールスプランナーの思考回路

無料でホームページを作る3つの問題点「その2」

企業サイトや販促目的のサイトを無料又は格安で作る際の問題点について第2弾をお話します。

ちなみにその1はこちら

その2のテーマは
2)専門的な解析や改善を行えない

今回のデメリットはどういったものなのかご説明します。

2)専門的な解析や改善を行えない

ホームページでは実店舗と違って来店数のカウントや店頭での調査など、地道な集計業務が必要ありません。
無料で使用できるグーグルアナリティクスなどを使用して簡単にアクセス解析が行えます。

しかし、ただアクセス数等を把握することと、その解析結果から改善策を練ることとでは全く異なったスキルが必要になります。
改善にはセオリーやマーケティング戦略等の様々な策を練る必要があります。

ここで一つ簡単な例を挙げます。

・お店の前の通りは大勢の人が行きかう大通り
・通りかかる人数と来店人数を集計すると、全然お客が入ってこないことが分かった

ここで、アナログ的な考えでは
「店の前で呼び込みを行おう!」
となります。

間違いではないかもしれませんが「呼び込み業務」という仕事が増えました。
当然継続して繰り返さないと効果が見えないので、人ひとりが呼び込み業務選任になってしまいます。

ここで、マーケティング戦略を取り入れると

・お店の前の通りは大勢の人が行きかう大通り
→年齢層や性別等まで細かく集計
→想定する客層はどの程度通りかかるのか

・通りかかる見込み客と来店人数を集計すると、全然お客が入ってこないことが分かった
→提供サービスの価格帯は見込み客に適合しているか
→提供サービスの所要時間は通りがかりで寄っていくほど短いものなのか
→周辺の競合他店は来店数が多いのか
→見込み客の選定は適切なのか

このように多くの仮説から問題点を見つけ出し、理論的に来店数を増やしていきます。

ただ集計するだけでは、そのデータは価値のないものになってしまいます。
データ解析とは、集計するだけではなく、集計結果から“現状の把握”“今後の課題”を生み出すことです。

多くの企業やお店は、この「現状の把握」さえ疎かになっていることがあります。
前線で働く営業マンは肌で感じ取れるかもしれませんが、それを経営陣やその他に伝達していません。

それに、売ることと売れるようにすることは全く別です。

無料または格安でホームページを制作したら・・・?

少し話が逸れましたが、無料または格安でホームページを制作した場合、こういったことは基本ご自身で行うことになります。

保守や保持で月額で数千円~数万円の管理費用を支払い、更新は何度でも無料でも、改善は別です。
WEBデザイナーやプログラマーは高度なスキルを保有していますが、

・モノを売れるようにすること
・集客を行うこと
・データ解析から問題点を発掘し、改善策を考えること

これらはホームページ制作会社は行わないので、別で行わなければなりません。

すると、前回のお話
「作ることが目的になっていまう」の延長
「活用されていないホームページ」
になってしまいます。

問題としてはその1より大きいです。
なぜなら

間違った施策に時間とお金と労力をかけてしまう可能性が高いからです。

WEB戦略にはWEB戦略の知識やスキルが必要です。
マーケティング戦略もネット通販と店舗では異なります。

想像しやすい例を挙げると

アンケートを取ろうと思った時
・「お願いします!」と営業マンがお客様に直接対面で頼んだ場合
→それなりに回答をいただけるでしょう。

・ネットで「お願いします!」とメールやWEBサイトに掲載した場合
→99.9%回答をもらえません。

同じ「お願いします!」でも対面とWEBでは結果も印象も全く異なります。

専門的な解析や改善策というのも同じです。
無料または格安制作ということは、そういった方面にはお金をかけたくない方がほとんどです。

つまり、WEB販促の知識はご自身が独学で身につけなければなりません。

そして、私のようなWEBコンサルティングを行う事業者は多く存在します。
対戦相手は、そういった事業者です。

「0からご自身で独学する販促」と、「経験や知識がすでに多くある事業者の販促」とでは結果は見えています。

無料または格安でホームページを制作するならば、こういった努力と覚悟が必要になってきます。
特に無料でご自身による制作だと、WEBデザイナーとして独学で知識をつけなければならず、その労力と時間で完全に燃え尽きます。

結果、その1「作ることが目的になってしまう」になります。

もちこたえたなら今度はその2「専門的な解析や改善を行えない」になります。

そして、最後の問題点であるその3
「サイトが放置される」

最も重く大きな問題です。
次回はその3についてお話させていただきます。

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